木製ケースが出来るまで（Galaxy S2 LTE）
LIFEで制作している木製ケースの工程を紹介します。 お客様やお取り扱い業者様からの（本当にハンドメイドなの？）（どうやって作っているの？）
というお声に少しでもお答え出来ればと思い撮影致しました。 今回一つの機種にしぼり制作工程の流れを画像と共に説明致します。
お疲れ様でした、最後まで読んで頂きありがとうございました。
その他の制作工程はこちらから
http://www.sweetd-life.com/user_data/works.php
LIFEで制作している木製ケースの工程を紹介します。 お客様やお取り扱い業者様からの（本当にハンドメイドなの？）（どうやって作っているの？）
というお声に少しでもお答え出来ればと思い撮影致しました。 今回一つの機種にしぼり制作工程の流れを画像と共に説明致します。
【1】製作スタートです。今回撮影に協力してもらったのは若干21歳ながら、 仕上がりの美しさは社内でも1,2位を争う程の 腕を持つ増田主任（通称まっすん） 
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【2】まずは、下準備として木取りから入ります。
上記、画像でも確認できるように、同じ材はありません。
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【3】木取りを終えた材料です。
この中から、制作する材料を選びますので、色味、木目が
一定ではないことをご理解していただければと思います。
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【4】製作をするGalaxy S2 LTE用のマホガニー材。
LIFEの木製ケースは1つ１つがハンドメイドで制作してます。
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【5】まずは、ベルトサンダーで基準面を決め、その面を平らに整えます。
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【6】それぞれの携帯のサイズに合わせた治具（ジグ）を打ち込んでいきます。
今回制作したGalaxy S2 LTEの治具の数は６種類もあります。
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【7】トリマーという掘削機械を使い内側を削っていきます。
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【8】ストレートのトリマービット（まっすぐ平らに削れます）
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【9】丸玉（数種類）と呼んでいるトリマービット（半円状に削れます）
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【10】高さを変え、治具を変え、トリマービットを変えながら削っていきます。
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【11】掘削途中の内側。
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【12】最終的に４～５段の層に分けて治具、トリマービットを変えているのが分かります。
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【13】Galaxy S2 LTE特有の背面のもりあがり部分も削ります。
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【14】外側の化粧用治具。
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【15】最終的な内側の掘削面。
この後の工程で段差を滑らかにすれば携帯がきれいに収まります。
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【16】スライドソーで上下左右を規定値に近いサイズまでカットします。
画面左がカットしたものです。
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【17】ベルトサンダーにて上下左右と角を規定値まで削ります。
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【18】ジャスト4ｍｍ！！とドヤ顔の増田主任。撮影用に合わせたものでは…ありま…せん…
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【19】両サイドの４ｍｍに合わせて角のRも４ｍｍに削ります。
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【20】自分の作業場に戻り、先程、粗で削った内側をハンドルーター、やすりを使ってきれいに整形していきます。
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【21】内側の段差のあった部分をきれいに整えます。
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【22】前記同様、段差のあった部分をビットを変えながら整えます。
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【23】画像の下側が内側の段差を落とし滑らかにしたケース。
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【24】ここで携帯がケースにきれいに収まるか確認します。
もちろん収まりが悪ければ再度内側の調整を行います。
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【25】内側をきれいにやすりをいれた後、浸透性の高い木材専用硬化剤を塗ります。
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【26】レーザー加工機で音量ボタン・カメラ・マナー・電源ボタンを切り離す為の位置をしるし付けします。
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【27】背面のカメラ部分をレーザー加工機で切り落とした所。
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【28】背面のカメラ部分をレーザー加工機で切り落とした所。
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【29】右側の電源ボタンをレーザー加工機で切り落とした所。
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【30】ケース外側に化粧を施します。
画像では確認が難しいですが、下側からトリマーの刃物がまわってます。
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【31】画像下側がストレートのラインを入れたケースです。このラインを入れる理由には本体のイメージに近づける事と、ケースを持った時の指の掛かり（すべり防止）の為です。
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【32】Galaxy S2 LTEの背面のもりあがりにあわせて少し段落ちにさせます。
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【33】画像右側が段落ちにさせたものと左側がそうではないもの。
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【34】先程、段落ちにさせた背面を削り、滑らかな立ち上がりを表現させます。
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【35】画像上がベルトサンダーで背面を荒削りを施したもので、その下が加工前。
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【36】今度はケース背面の左右をケースのRに合わせて削っていきます。
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【37】ケースの見栄えを左右する重要な加工なので、何度もチェックを繰り返します。
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【38】画像右側が加工後。
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【39】よりRを滑らかにする為スポンジサンダー（やわらかいやすり）で角の立っている部分を落としていきます。
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【40】ここからは最終調整に入ります。
レーザー加工で出た焦げ部分を落とします。
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【41】画像右側が加工後。
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【42】ようやく最終研磨です。どんどん細かいやすりに変えていき光沢が出るまで磨いていきます。
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【43】地味な作業ですが、ケースの見栄えを左右する重要な作業です。
撮影の合間、研磨の手伝いをしながら半分ｚｚｚ…
撮影者「はっ！！」（意識が戻る）
撮影者「寝かけたよー」と話しかけようと増田主任の方を向くと！！！
手だけは動き半分白目の増田主任が（笑）
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【44】気を取り直して、
最終的に研磨し終えたケース。
木を磨けば塗装無しでここまで光沢がでます。
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【45】音量ボタンと電源ボタンの加工です。
木製ボタンが入るスペースを広げます。
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【46】画像右側が加工後。
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【47】最終チェックです。形・はまり具合・やすり傷等をチェックし不具合がなければ合格です。
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【48】表面に硬化剤を塗布していきます。
マホガニー独特の木目や赤みがはっきりと表れます。
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【49】その後、余分な硬化剤を専用の溶液で拭き取ります。
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【50】硬化剤がある程度乾燥するまでボタンを作ります。
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【51】内側に携帯本体を傷つけないためにベロアを貼ります。
もうすぐ、完成間近です。
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【52】硬化剤を塗布した面をバフで磨いていきます。
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【53】画像右側がバフを掛け後。木の手触り、質感を失わず自然な光沢がLIFEの製品の特長でもあります。
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【54】内側にスマートフォンを保護する為のベロアを貼り、実機を使い音量・電源ボタンの確認します。
工場長の徹底した最終検品を通過すれば、晴れてお客様の元へ届けられます。
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【55】完成したGalaxy S2 LTE木製ケースです。
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